弊社では、茶道用道具炭を製造する傍ら木酢液を採取しております。

木酢液とは、炭焼きの際に生じる煙を冷却、水滴を採取し、
その粗木酢液を半年以上静置し浮遊部分と沈殿部分を取り除いたものです。

成分は酢酸、アルコール等の200種以上含まれており、
その効力は殺菌､消臭、防虫、初根，成長促進、土中有用微生物の増加、土地の有機化に役立ちます。
肥料でも農薬でもなく作物、植物の動きや環境を自然に整える漢方薬のようなものですので、
人畜無害で自然にやさしい天然の産物です。

※木酢液の品質は原木と採取温度により、たいへん異なります。
採取温度を最も安全性の高い、煙温８３℃〜１３５℃に設定しています。
炭焼きの原木は、丹波篠山近隣の山々より伐採した広葉樹（主にクヌギ）を100パーセント使用。


使用方法　　　　　
作物には＠400倍に薄め噴霧器で葉面散布します。
週に1回を連用することでカマキリ,カメムシ,などが寄り付きにくなり作物が強化され甘み,色艶が増します。
・葉菜類（ほうれん草、コマツナ、チンゲンサイ）：発芽期1000倍、収穫前に300倍　
・ネギ類（ネギ、タマネギ、ニンニク）：幼苗期800倍、生育後半から300倍を月に2・3回。　
・実物野菜（トマト、きゅうり、ナス、トウガラシ）：幼苗期500倍、収穫まで300倍　。　　
・芋類（ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ）：300倍を月に2・3回。　　　　
・イチゴ：300倍を常時。
・メロン類：800倍で様子を見る。　
・その他作物：幼苗期、成長期、収穫前に500倍程度より様子を見ながらお試しいただければ、根張、発育がよくなります。植物（ガーデニング等）でも、薄めのものから徐々にお使いいただければ、病虫への抵抗力が増し、土壌も改善されます。
　　　　
堆肥には、
50〜100倍を積み上げる際にかける｡
多いほど良く、腐熟を早くし悪臭を減少し、微小生物が増殖されます。　
木酢液はその成分が土壌に浸透することで有用微生物が活性化し良好な土つくりを促します。
50〜100倍液を直接土にかけられることをお勧めします。

畜産には
（ブロイラー、採卵鶏、豚、乳牛、肉牛）。
養魚（ウナギ、ブリ、他）の飼料に添加して効果をあげた報告があります。

消臭には、　
10〜50倍をじょうろですると、効果てきめん。（生ゴミ、汲み取りトイレ、犬小屋、フン、溝等）
　　　　　　　　　　　　　　　
入浴剤として　　
【好評】アレルギー肌の方へ
50ccを浴槽に入れていただくと、身体が温まり、かゆみも和らぎます。


以上、主なご使用方法を説明いたしましたが、ご不明な点は何なりとお尋ねください。
木酢液は天然の産物ですので、どうぞ安心してお使いください。
やさしい環境つくりと安全な将来の地球のために。　

　【入浴用木酢液 500cc／￥1000】も農業用としてお使い頂けます。お試しサイズとしてご使用ください


木酢液を茶園に散布しています。